エコジョーズの特徴とメリットデメリット

更新日:2018年8月12日

従来型の給湯器よりも熱効率を高めた、省エネ高効率給湯器のことをエコジョーズと言います。今までの給湯器よりも少ないガスの量でお湯を沸かすことができるため、ガス料金削減に大変役立ちます。

発売当初は売れ行きがなかなか伸びませんでしたが、現在では累計で800万台以上も導入されている人気の省エネ機器となっています。

目次

  1. 特徴・仕組み
  2. メリットデメリット
  3. エコジョーズのメーカー比較

特徴・仕組み

エコジョーズの仕組み
(イラスト出典:東京ガス

ガスを用いてお湯を沸かすという点では、従来型の給湯器と同じなのですが、エコジョーズの場合はそれに加えて、これまで捨てられていた排熱を再利用するという仕組みが取り入れられています。

この仕組みが取り入れられている給湯器のことを「コンデンシングボイラー」と言い、コンデンシングボイラーの中でも都市ガスやLPガスを燃料として使用するタイプの給湯器の愛称が「エコジョーズ」となっています。

メリットデメリット

メリット デメリット
ガス代節約になる エネファームエコウィルなどの電気代節約効果と比べると見劣りする
二酸化炭素の排出量が減る 湯気が多く出るので、設置場所を選ぶ
瞬間式なので湯切れの心配がいらない お湯の使用量が少ないとメリットがあまり得られない(1人暮らしなど)
補助金制度が設けられている だいたい15年ほどが寿命
エコジョーズ向けの優待料金プランがある ドレン排水工事が必要となる

エコジョーズのメーカー比較

給湯器メーカーとして知られる多くの企業が、エコジョーズの製造を行っています。

メーカー 解説
リンナイ 給湯器やガスコンロなど、ガス関連製品の大手メーカーです。様々な種類のエコジョーズを製造しているほか、ヒートポンプとエコジョーズを組み合わせた「ハイブリッド給湯・暖房システム」も製造しています。
ノーリツ 給湯器やシステムバスなど、水回りの住宅設備を手がける大手メーカーです。エコジョーズの業界シェアが高く、ガス温水暖房付ふろ給湯器やガス給湯器など、全部で4種類のエコジョーズが用意されています。
パロマ 湯沸器やガスコンロなど、ガスを用いた温水機器や調理機器を得意とする大手メーカーです。「スマートエコ」をテーマとしたエコジョーズ対応給湯器を多数展開しています。
パーパス 様々なガス器具の製造を手がけるメーカーです。2011年までは高木産業という社名で事業を展開していました。家庭向けのエコジョーズだけではなく、法人向けの大型設備も得意としています。
長府製作所 石油給湯器のトップシェアを走るメーカーですが、エコジョーズ対応のガス給湯器も多数揃っています。カラー液晶リモコンや音声リモコンなど、リモコンのタイプも自由に選べます。
ハウステック キッチンや浴室などといった住宅設備を提供するメーカーです。家電量販店最大手のヤマダ電機グループに属しています。壁貫通型給湯器「カベピタ」を中心に、複数のエコジョーズ対応製品が作られています。

リンナイ製エコジョーズの口コミ

●●我が家はエコにこだわり、エコジョーズにしました。昨年、新築一戸建てを購入しました。オール電化が主流の家が多いのかも知れませんが、我が家はエコジョーズを選びました。

もともと家を持つならエコがいいと思っていました。一足先に家を建てた友人もエコジョーズで、実際に安いと話を聞き、いいなと思ったからです。エコジョーズは、環境に優しく、家計にもうれしいのが魅力的です。

エコジョーズとは、少ないガス量で効率よくお湯を沸かせる省エネ性の高い給湯機のことを言います。熱効率がアップすると使用するガスの量も少なく済むのでかなりの節約になります。暖房も全てエコジョーズを取り入れています。

電気や灯油は変動しやすく、値上がりする一方で、ガスはほぼ一定で安いというのも特徴です。エコジョーズにしたお陰で我が家の光熱費はかなり削減できました。エコジョーズ、おすすめです。(北海道・40代女性)

▲▲一戸建て住まいですが、一年前に給湯器が壊れてしまい、10年ものだったこともあり、修理不能と言われたため、取り替えることにしました。

その際、業者さんからエコジョーズを勧められて、メリットを強調されたので、そのまま取り付けてもらいました。

一年間使ってみた感想を正直に言うと、「我が家には必要なかった」と感じています。確かにガス効率が上がったので、ガスの消費量は減りました。また、エコジョーズ割引が入るので、トータルのガス代は下がりました。

ところが、毎月の水道使用量は確実に上がりました。我が家比で毎月3立方メートルは増えました。

我が家はIHクッキングヒーターを使用している上に長風呂もしないので、元々ガスの使用量が少なかったこともあり、水道代との差し引きで見れば出費増になりました。

導入を検討されている方には、ガス代節約以外にコストが掛かることを理解して欲しいです。(大阪府・50代男性)

ノーリツ製エコジョーズの口コミ

●●6年程前に給湯器が壊れて、取替えをしました。従来の給湯器とエコジョーズを比較して頂き、エコジョーズの取り付けをお願いしました。

なぜエコジョーズを選定したかというと、家族4人暮らしで、年間に約1万円ガス代が安くなるという説明を受けたからです。

従来品と比べると設置費用は4万程しか変わらなかったのと、給湯器の寿命が10年前後と伺っていたので、イニシャルコストは高いけども、ランニングコストを考えて、エコジョーズの設置を決めました。

実際取付をして、ガス代が下がったかというのは正直実感はありません。なぜかと言うと、年間に1万という事は月々約830円程安くなる計算です。

そこまで細かく去年度のガス料金と比較していないので、安くなったと実感するレベルではないと思います。

ただ、排気温度が低くなったので、近くを通った時に熱さを感じないのはよかったなと思っています。総合的に考えたらエコジョーズにして良かったです。(東京都・30代男性)

パロマ製エコジョーズの口コミ

●●壁掛けの追い炊き機能なしの給湯器から、エコジョーズの追い炊き機能ありの壁掛け給湯器へ交換しました。原料費調整の金額が毎月のように上がっていく為、ガス料金の経費削減を目的に導入しました。

使用してみた結果は、ガスの使用量が多い冬場で、ひと月あたり1000円~1500円程度の削減ができました。

しかし、夏場の消費量が少ない時期は100~200円程度の削減で、削減自体はできますが、正直器具を導入してまでの削減効果は感じることができませんでした。

ただ、5人家族でガスを使用しており、それなりに使用量が多い為、年間を通して1万円程度は削減できています。

エコジョーズは給湯器から排水が流れるので、排水の下の床が汚くなるのが気になりますが、これはエアコンと同じで機器の特性であるので、仕方ないと割り切っています。(熊本県・40代男性)

▲▲お湯の温度が定まらない症状が続いていました。42度に設定しても、浴槽にたまる湯の温度がいつもより熱すぎたりぬるすぎたり。

症状が出たのが秋頃で、給湯器を使い始めて13年。給湯器は冬に壊れやすいと聞いていたので、完全に湯が出なくなってしまううちに交換をしようということになったのが、給湯器を交換した理由です。

エコジョーズにした理由は、少ないガスで効率よくお湯を沸かすということで、初期投資(給湯器本体の値段)は高いが、ガス代を節約できるという紹介を受け、将来的にガス代を抑えられるのなら…と思い、エコジョーズタイプの給湯器にしました。

確かに、色々な場所(洗面、キッチン、浴室)で同時にお湯を使うシーンでも、今まで使っていた給湯器よりも早くお湯になるなど、助かる部分はあるのですが、一番の目的であるガス代は以前とほぼ変わらないことが少々不満です。(神奈川県・40代女性)

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