スマートハウスの特徴とメリットデメリット

更新日:2018年12月7日

環境性能の高い次世代型住宅のことをスマートハウスと言います。温室効果ガスによる地球温暖化問題や、太陽光発電による電気料金の削減効果などが広く知られたことが追い風となり、徐々に普及が進んでいます。

スマートハウスにはHEMSというエネルギー管理システムが導入されていて、エネルギーの見える化によって省エネを進めることができるだけでなく、HEMSを通じて機器の自動操作や遠隔操作までできます。その名の通り「賢い家」と言うことができ、これからの更なる普及が期待されています。

目次

  1. 特徴・仕組み
  2. スマートハウスの設備
  3. メリット・利点
  4. デメリット・問題点
  5. スマートハウスを手がけるハウスメーカーを比較

特徴・仕組み

スマートハウスの最大の特徴はHEMSを導入しているという点です。これは「ホーム・エネルギー・マネジメント・システム」という住宅のエネルギー管理を行うシステムのことです。このシステムを導入しているスマートハウスでは、電力やガスや水道などのエネルギーの使用量を把握することが可能となっています。

エネルギー使用量の把握が重要なのは、把握することによって使用量を削減することができるからです。電力にしてもガスにしても数値で使用量が表示されるため、実際にどれだけ使ったのかがすぐに分かります。また、どの部屋でどの家電がどれだけ使っているのかといった詳細な情報も得ることができます。

更に、これまでは毎月電力会社やガス会社などから送られてくる明細でしか把握できなかったエネルギー使用量をリアルタイムで把握できることによって、エネルギーの節約へのモチベーションも上がると考えられています。前日比・前月比・昨年同月比などといった具合に比較することができる点も大きなポイントです。

スマートハウスの設備

HEMSが導入されていれば一応はスマートハウスと言うことができますが、新築のスマートハウスではHEMS以外のエネルギー設備も導入されていることが一般的です。もちろん購入者が必要に応じて設置したり外したりすることもできます。主な設備としては以下のようなものが挙げられます。

メリット・利点

様々なエネルギー設備が備えられているスマートハウスにはメリットもたくさんあります。前述のエネルギー使用量の把握と節約だけではなく、蓄電池や太陽光発電システムなどを導入しているのであれば非常時の備えにもなりますし、エコカーを購入すれば自動車の維持費を抑えることも可能です。

設備ごとに多少異なるメリットとデメリットを有していますので、詳細は前述の各設備解説ページを参考になさってみてください。こちらのページで一つ一つ解説するよりも、設備ごとの解説をご覧頂いた方が分かりやすいかと思います。

デメリット・問題点

デメリットや問題点に関しても、先にご紹介させて頂いた通り、設備ごとの解説ページをご覧頂ければと思いますが、現時点での最大の課題はコストです。どの設備も数十万から数百万の出費を必要とするため、全てを揃えようとすると一般住宅よりもかなり割高になってしまいます。

もちろん設備が増えれば増えるほど電気料金削減効果は大きくなりますので、年間の電気料金はかなり抑えられる傾向にありますし、設備ごとに補助金も設定されています。ですから、「電気料金削減効果」と「補助金」と「設備の初期費用」を比較して、コストパフォーマンスを考えた上で導入の是非を判断するようにしましょう。

スマートハウスを手がけるハウスメーカーを比較

全国展開しているところから地域密着型の所まで、様々なハウスメーカーが日本全国にありますが、その中でもスマートハウスを手掛けているところをいくつかご紹介したいと思います。こちらでご紹介するハウスメーカーはいずれも業界大手ですので、全国的に名前が知られていて非常に知名度が高いです。

ハウスメーカー 解説
積水ハウス 後述の大和ハウスと並んで国内トップクラスのシェアを誇る大手ハウスメーカーです。グリーンファーストハイブリッドというスマートハウスを販売していて、HEMSの解説も充実しています。
大和ハウス 先の積水ハウスの項目で触れていますが、業界内でも特に高いシェアを握っているハウスメーカーです。スマ・エコという住宅を販売していて、利用できる助成制度の解説も詳しいです。
エス・バイ・エル 家電量販店の最大手であるヤマダ電機の子会社になっているハウスメーカーです。スマートハウスの環境性能を高めるために様々な工夫を施していて、公式サイトで詳しく解説されています。
ミサワホーム 多くのハウスメーカーが他の家電会社製のHEMSを利用していますが、ミサワホームは同社オリジナルのenecoco(エネココ)というHEMSをスマートハウスに導入しています。
住友林業 グリーンスマートというスマートハウスを販売しています。ライフスタイルに応じて様々なエネルギー設備を採用したり除外したりすることができます。公式サイト上の情報量も豊富です。
セキスイハイム 積水化学工業の住宅ブランドをセキスイハイムと言いますが、中でもスマートハウスに関してはスマートハイムというブランド名を設けています。メディアへの露出も多くなっています。
パナソニックホームズ 社名からも想像が付きますが、家電大手のパナソニックの子会社です。ゼロエコというブランド名でスマートハウスを展開しています。もちろんHEMS等の設備はパナソニック製です。
トヨタホーム 一つ上のパナソニックホームズのように、親会社は世界的に知られる大企業です。自動車メーカーのトヨタの子会社となっていて、シンセ・フィーラスとシンセ・アスイエというスマートハウスを扱っています。
三菱地所ホーム 大手不動産会社として知られる三菱地所の完全子会社です。三菱グループ内では唯一のハウスメーカーとなっています。スマート・エヴァリエというブランド名でスマートハウスを押し出しています。

なお、上記各社の口コミや評判などは「一括!ハウスメーカー」にて公開中です。これから家を建てることをお考えであれば、ぜひハウスメーカー選びの参考にしてみてください。

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