ペット保険のメリットデメリットとトラブル

更新日:2018年12月7日

ペット保険に加入するかどうか悩んでいるという方も少なくありません。ペット保険市場は拡大を続けていますが、当サイトの「ペット保険は必要?加入率と必要性をご紹介」でもご紹介している通り、実際にはまだ加入していないというケースも多々あります。

そこで、加入するかどうかの判断材料として、メリットとデメリットを挙げてみたいと思います。

目次

  1. メリット・長所
  2. デメリット・短所
  3. ペット保険のトラブル

メリット・長所

それでは早速ペット保険のメリットからご紹介させて頂きます。ペット保険に加入することで受けられる主なメリットは次の3点です。

  • 保険に入っているという安心感
  • 高額な治療費負担を軽減できる
  • 特約で賠償責任の補償を受けることができる

1つ目と2つ目は治療費に関する内容です。ペットの治療は人間の治療と異なり、公的な保険が用意されていないため全額自己負担となりますが、ペット保険に加入しておくことで、その自己負担分を軽減することができます。

なお、補償のタイプとして「定率補償」と「実額補償」の2種類があります(参考:ペット保険の選び方)。

自己負担が少ないということから、動物病院に行きやすくなるとも言えます。人間と同じように動物も早期発見と早期治療が大事ですので、動物病院に行くことに対する心理的なハードルが下がることはとても重要と言えます。

3つ目に関しては、基本の補償内容ではなく特約に関する点です。賠償責任特約などといった特約を基本契約に付帯しておくことで、自分のペットが他の人や物や動物に損害を与えてしまった場合の損害賠償をカバーすることが可能となります。

ちなみに、賠償責任以外にも様々な特約が用意されています。

デメリット・短所

先に3つのメリットを挙げてみましたが、次はデメリットです。ペット保険以外の保険商品全般についても言えることですが、主に2つのデメリットがあります。

  • 保険料がかかる
  • 保険金(給付金)が不十分に感じることがある

1つ目に関しては、保険という商品の性質上どうしても仕方のないことなのですが、仮に契約期間中に1度も病院に通わなかったとしても保険料は支払う必要があります。

小動物や小型犬であれば金額もそれほど大きくなりませんが、大型犬などは年間数万円単位で保険料がかかるため、もったいないと感じられるかもしれません。

2つ目は支給される保険金の問題です。定率補償であれば治療費に対して3割もしくは5割程度の自己負担が発生し、実額補償であれば上限金額を超えた分については全額自己負担となります。

普段の通院程度であれば問題ありませんが、治療費が高額になりがちな手術や入院などの場合、自己負担額も大きくなる傾向にあります。

特に、大きな動物の手術は数十万円かかることも珍しくありません。仮に手術費が30万円で、加入している保険が5割の定率補償であるとした場合、自己負担額は15万円にもなります。

決して安くはない保険料を毎年支払っているのに、自己負担もそれだけ発生するとなると、加入を考えてしまうということもあるでしょう。

ペット保険のトラブル

ペット保険に限らず、他の生命保険や損害保険や共済でもあり得る話ですが、いざ保険金を請求しようとしたら保険金が下りなかったり、契約時にしっかりと補償内容を把握していなかったが為に、本来は受けられるはずの補償を受けられなかった…などといったトラブルは少なくありません。

そこでこちらでは、ペット保険に関係する代表的なトラブルをいくつかご紹介したいと思います。これから加入しようとお考えの方も、既に加入されている方も、ぜひ一度目を通して頂ければと思います。

保険金が支給されない

最も悪質で、そして発生件数も少なくないのが保険金に関するトラブルです。当サイトでご紹介しているペット保険会社はどこも有名で優良な企業ですので、心配はいりませんが、近年のペット保険市場の拡大に伴って、悪質業者も存在しています。

以下の各社は業界内での知名度が高いだけではなく、契約者数も多く、しっかりとしていますので、安心して加入することができます。特に事情がない限りは、以下の各社の中から契約先を選ぶことを強くおすすめします。

アニコム損保 アイペット
ペットメディカルサポート ペッツベスト
アクサダイレクト FPCペット保険
日本アニマル倶楽部 日本ペットプラス少額短期保険
ペット&ファミリー少額短期保険 楽天少額短期保険
au損保  

受け取れたはずの保険金を見逃してしまう

こちらは実際に加入されていても気付いていないため、あまり表面化することのないトラブルです。本当なら保険金を貰えたのに申請することを忘れてしまい(もしくは申請できることを知らず)、結果的に損をしてしまうというケースです。

「治療費を先に全額負担した後で保険金を申請する」というスタイルが主流だった数年前によくあったトラブルですが、現在では保険証を提示することで保険負担分が差し引かれた分だけを支払えばいいという保険会社や動物病院が増えてきていますので、以前ほど念入りにチェックをしなくても大丈夫かもしれません。

補償対象とならない治療

人間でも審美歯科や美容整形手術などといった健康保険の適用対象外の治療がありますが、実はペット保険にも適用対象外の治療があります。

それを知らずに治療をして、後になって保険金が支払われないことに気付いてしまうといったケースを避けるためにも、契約時に補償の対象となる治療をしっかりと把握しておきましょう。

以下に代表例をいくつか掲載致しますが、保険会社や加入プランなどによっても異なる可能性がありますので、気になっている保険会社や既に加入している保険会社があるという方は、会社の公式ホームページやパンフレットもご覧ください。

  • 予防目的の診療費
  • 既往症や先天性異常
  • 妊娠や出産に関わる治療(去勢手術や避妊手術など)
  • 自然災害によって生じた怪我や病気
  • ワクチン接種によって予防できる病気

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