第三銀行が提供している住宅ローンのご紹介です。三重県松阪市に本店を構える第二地方銀行で、三重県内と和歌山県内の複数市町の指定金融機関となっています。住宅ローンとはあまり関係がありませんが、伊勢神宮前にあるATMでは、利用明細票におみくじのような運勢が表示されるというユニークな機能を提供しています。

金利・保証料・繰上返済手数料など

借入上限額 1億円
固定金利期間 3年~10年
最新の金利 公式サイト(新しいページで開きます)
保証料 ×(有料)
繰上返済額 10万円~
繰上返済手数料 ○(30万円以上の場合は無料)
団体信用生命保険料 ○(無料)
事務手数料 ×(有料)
住宅ローンラインナップ ・住宅ローン
・スペシャルプラン
・子育て支援型住宅ローン
フラット35
・プロテクトリフォームローン

住宅ローン審査の口コミ

●●分譲マンション購入時に、住宅ローン新規借入を第三銀行にした経緯を報告します。新築分譲マンション購入でしたので、住宅ローンをどこの銀行にするか悩みました。

家族や知り合いに銀行関係の人がいるわけでもなかったですし、まずはマンションのデベロッパー(販売営業の方)が当マンション購入者に特別金利で借入できる銀行一覧表を作成してくれていましたので、単純明快ですが、その中から一番金利の低かった銀行をまずは選択して話を聞いてみることにしました。それが第三銀行でした。

三重県に本店がある銀行みたいですが、愛知県在住の自分にとっては初めて聞いた銀行の名前でした。銀行というと平日しか営業していないのですが、マンションのデベロッパーの方から連絡をしていただき、土曜日に説明に自宅まで来てくれました。

住宅ローンを借りる際には当たり前のことかもしれませんが、銀行と言うとなんとなくお役所仕事的なイメージを描いていた自分にとっては、ちょっとした驚きでした。

来ていただいた営業の方も自分と同じくらいの子供がいるということで、金利の話よりプライベートの話で盛り上がり、とても感じのよい方でした。

一覧表に記載されていた10年固定での説明を主にしていただいたのですが、変動金利の仕組み、がん保険付、三大疾病保険付など、多様な種類のローンを丁寧に説明してくれました。一生に一度の大きな買い物のローンなので即決を促さず、「よく考えてみてください」と言っていただきました。

「初対面の銀行営業が自宅に来て信用できないとも思いますので、また営業日に銀行の方に来て頂くか、電話でもよいので自分の確認を行ってみてください」と冗談交じりに言っていたところも好感が持てました。

非常に感じのよい営業の方だったので、その方がお勧めした「がん保険付」に決め、第三銀行さんにお世話になることにしました。

●●家を建てる事になり、ハウスメーカーの方に紹介していただき、金利0.75で融資していただけるとの事で、フラット35よりもお金が掛からなかったので、こちらで借りる事になりました。

対応していただいた女性は若かったのですが、名刺を見たら役職もある方でした。とても親切丁寧で分かりやすかったです。

ただ一つ気になったのが、クレジットカードに加入し、年会費を毎年支払わなければならないという事です。もしも解約したら、次に何かをする時に金利が上がってしまうと言われ、それでは困るので、これから先35年間年会費を支払い続けなければならないのかと愕然しました。

今時、普通のクレジットカードの年会費がかかるところも少ないのに、金利も取りつつ年会費まで取られるだ、というのが正直な感想です。銀行も商売なのでしょうがないですよね。

でも、多額を借りるので、多額の金利をお支払いする事になるのですが、そんなにお客様様々な感じはしませんでした。私がそんな風に思い込み過ぎているだけですかね?

▲▲たとえば2000万借りたい場合、申請は2000万で提出しても、手続き上、おおよそ1800万しか借りられません。なんとか希望の金額を借りられるよう、書類の体裁を整える必要がありました。その作業だけでも大変だったのですが、担当の方の要領が悪く、何度も書類を提出させられたり、役所から証明書類を取り直したりして手間もお金もかかってしまいました(後から、これがいる、ああしてほしいと言われるので)。地方銀行なので借り入れの条件が借り手のエリアで変わります。第三銀行は三重県が母体であり、愛知県までは同条件なのですが、岐阜県は不利な条件となってしまいます。それでも第三銀行にしたのは、主人が勤務する会社と取引があったため、融通をきかせてもらえたからです。しかし、担当される方とのいわば相性のようなものも無視できないなあと実感させられました。せっかく銀行として融通をきかせてもらえても先述致しましたように、段取りが悪ければ無駄な労力が増え、悪印象ばかり残ります。人生で1回あるかないかの取引だけに、もう少し借り手の心情にも配慮していただければなあと思いました。営業の方は「仕事」であり、金融のプロですが、借り手側は一生の人生がかかっている、大金である、金融の知識はない、要するに不安なのです。こまめな連絡、指示は的確、これだけでも不安は解消されるのになあと思いました。動くのはお金でも、動かすのは人ですから・・・。