フラット35は「住宅金融支援機構」と「民間の金融機関」が提携して提供されている住宅ローンです。数多くの金融機関と提携しているため、メガバンクや地方銀行だけではなく、ネット銀行や信用金庫などでも扱われています。なんと言っても、長期間に渡って固定金利を選択できるという点が最大のメリットです。
金利・保証料・繰上返済手数料など
借入上限額 | 8,000万円 |
固定金利期間 | 15年~35年 |
最新の金利 | 公式サイト(新しいページで開きます) |
保証料 | ○(無料) |
繰上返済額 | 10万円~ |
繰上返済手数料 | ○(無料) |
団体信用生命保険料 | ○(無料) |
事務手数料 | △(取扱金融機関によって異なる) |
その他 | ・借入時から返済完了まで最長35年間固定金利を利用できる ・普段利用しているメインバンクが扱っている可能性が高い ・全国各地でフラット35の説明会やセミナーなどが開催されている ・省エネ性や耐震性などに優れた住宅は金利優遇を受けられる(フラット35S) |
住宅ローン審査の口コミ
●●新築マンション購入時に35年ローンを固定金利で借り入れしました。固定といっても11年目から月々の支払い額は上がります。借り入れした当時は金利が安かったので12年経った今でもローンは払えていますが、ボーナス払いの設定をしなくて良かったと思っています。
また、当時はまだ年齢とともに年収は上がるものという認識があったので11年目から返済額を上げる方法がとられていますが、これはもう通用しない考え方だと思います。基本は頭金を多く入れて借り入れ額を抑えること。これしかないと思います。
●●住宅を購入した際、りそな銀行のフラット35Sという長期固定金利住宅ローンを組みました。フラット35Sが適用されるには、購入する住宅の性質が『省エネルギー性』『耐震性』『バリアフリー性』『耐久性・可変性』の4つのうちのいずれか一つあてはまなければなりません。
これは安心の35年固定金利の商品で、おまけに我が家が契約した2011年には当初10年間の金利がフラット35の金利より1.0%優遇されるという制度が適用されたので、とてもお得でした。
●●新築マンションを購入する際に、横浜銀行を通じてフラット35を使いました。住宅ローンの選択肢には勤務先が提供する住宅ローンもありましたが、なんとなく自宅購入資金を会社から融資を受ける事に抵抗があり、民間の金融機関から融資を受けることにしたのです。
すでにマンションの購入は決めており、抽選会でも当選し、後は融資説明会で融資を受けられるかどうかの審査を通過するだけでした。そこでは、返済能力を中心に銀行の方が質問をしてきました。
勤務先、勤続年数、年収などを申告して、その場で融資結果が出る場合と、一度検討する場合があります。融資説明会は沢山のテーブルで銀行マンと融資を受けたい方々のやり取りがあり、ある意味修羅場でもあります。
私の場合はすんなり通りましたが、自営業の方や、会社が知られていないところなどの方は結構揉めていました。融資が降りなければ、住宅ローンが組めないので、決めた物件が流れてしまうから皆さん必死です。
●●以前住んでいたマンションを購入する際に、三菱UFJ銀行経由でフラット35を利用しました。銀行の普通の住宅ローンは死亡保険などの保険料も利息に含まれているとのことでしたが、フラット35ではそのような保険の支払いもあり案外初期費用を支払った記憶があります。
現在も、保険の支払いは無料ではないらしいが任意であるようでした。ただ、年末調整の保険料控除の対象にはしてくれません。
フラット35という文字通り、35年間という長期間利率が一定ですが、最初の10年間は利率が安くしてありました。マンションの販売担当者が「この10年でどれだけ返すかが大切ですよ」と言ってくれました。確か途中から利率が4%ほど上がるというような話だったと記憶しています。
そのようなアドバイスもあったことで繰上返済を毎年年末に申し込んで、翌年の1月に実際に返済していました。毎年100万円以上は繰上返済していたと思います。その結果、10年どころか8年で完済できました。利率は高かったのですが、早く返せてよかったです。
●●私はあるハウスメーカーに勤務しています。現在3年目で仕事内容は現場の管理です。日々仕事に追われる毎日です。そのためお金を使う暇もないほどで、ついこの前、自分の勤めている会社の建売住宅を買いました。もちろん一括払いなんて無理ですので、住宅ローンを組みました。
利用したのはフラット35です。入社してまだ数年なので、頭金は200万円しか準備できませんでした。それで、約2,000万円をローンで借りることにしました。若いので審査が通るか不安でしたが、特に問題なく審査が通りました。現在勤めている会社の経営状況もよく、東証一部に上場していることが良かったのかもしれません。
若いうちに購入できましたので、定年前にローンを返済することができると思います。残念ながらまだ結婚はしていませんが、ゆくゆくは家族をもち、購入したマイホームでの生活を楽しみたいです。
●●2012年7月に新築戸建て物件を購入するにあたり、住宅ローンを組むことになりましたが、自身が直近で転職をしていたため、大手都市銀行では住宅ローンの決裁がおりませんでした。仮におりても1,500万円程度と減額になってしまうため、フラット35での購入となりました。
住宅金融支援機構の担当者は、書類手続き等を行っている際の対応は事務的で好印象とは言えませんでしたが、決裁後の金融機関での振込日には、窓口が混んでいることを想定し、私が建設会社とやりとりしているときに、先に銀行に行って番号札を受取り、待っていました。
待ち時間にも、世間話をしていただいたり、「少しずつ頑張って繰り上げ返済していきましょうね」とおっしゃってくださり、初めてのときとは打って変わって好印象でした。
フラット35しか選択の余地が無い私でしたが、固定金利で借入時は低金利でしたのでとても満足しています。ただ、どの住宅ローンでも、その時の担当者の印象で決まると思っております。
●●三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社のフラット35を利用しました。パナソニックのテクノストラクチャーという工法で建てたため、同系列のこちらの金融機関の審査は問題なく通りました。ちなみに同じ金額、同じ条件で他の大手銀行にローン審査をお願いした時は、審査通過しませんでした。
ローンの手続きは、こちらの都合にあわせて平日の夜遅くに担当の方が自宅まで来てくれました。書類などきちんと説明してくれて、わからないところを聞いたら分かるように説明してくれました。書類漏れや印鑑漏れなどなく、無駄に時間を取られることは一切ありませんでした。
融資実行当日も立ち合ってくれました。不動産屋や工務店との連絡もすべてお任せしました。融資後、まとまったお金ができたので一部返済したいときも、丁寧に対応してくれました。なんの心配もなく任せることができました。
●●私がマンションを購入したのは平成3年の10月です。販売会社の推奨した住宅ローンは、当時の公的金融機関である住宅金融公庫(現在はフラット35などを提供している住宅金融支援機構)の住宅ローンです。
公的ローンですので、民間ローンに比較して長期・低利の固定金利が利点だと言われていました。借入当初の金利は4.5%程度だったと記憶しています。公庫の住宅ローンは、借入当初の5年間は金利を低く設定しており、6年目から金利が上がる仕組みになっていました。
平成3年頃はバブル期の終わりの時期で、サラリーマンの給料も年々上昇するだろうと思われていました。ところが、マンション購入後間もなくバブルが崩壊し、金利情勢も大きく変わってきました。
購入して6年目を迎える頃には、公庫の住宅ローンよりも銀行の住宅ローンの方が低い金利設定のものが出てきましたので、借換えを検討することにいたしました。
●●新築の分譲マンションを購入する際にフラット35を使用しました。マンション販売会社の方がいろいろな金融機関を紹介してくれたのでその中から選びました。
他の金融機関のローンは夫の勤続年数が少ないとの理由でなかなか通りませんでしたが、フラット35はスムーズに住宅ローンを組む事ができました。審査は書類を提出してから2,3日で審査の結果がでたと思います。契約の担当の方もとても親切で電話対応や実際の契約の際の手際もよく、とても信頼できました。
金利は毎月変わるので上がらないか心配でしたが、運良く低い金利の月に契約となりました。変動金利と違って景気が上がってきたり消費税があがったりする際にもずっと同じ金利なので安心です。
●●本来はメガバンク系の住宅ローンを使おうとしていましたが、さまざまな事情から使うことができませんでした。そのためフラット35を利用しています。
変動ではないので、そういう意味では先の見通しが立てやすいのでいいのかもしれません。ですが、金利は他のものの方が有利だったよな…とも思います。
将来、結果的には固定金利のローンで良かったと思える可能性もありますが、「選べなかったから」という決め方はやはり避けたかったかなと思います。
ローンについて家族で話すタイミングは自分たちは結婚後すぐだったのですが、自分たちの問題点を見つめるきっかけになったかなとも思います。同じ住宅ローンでも借り換えで安くなることもあるそうなので、そこも考えてみるのもいいかもしれないと思っています。
●●半年前にマイホームを契約し、住宅ローンを組みました。もちろん、どこでどんなプランで返済していくかとても悩みましたが、最終的にはフラット35に決めました。
私達がフラット35にしたのは、返済し終わるまで明確に月々の返済額がわかっているという事が一番の理由でした。さらにフラット35でも、より金利が安くなるフラット35Sというプランが適用されるので、月々の支払いは変動金利と500円しか変わりませんでした。
実際に、仮審査を行う手続きをしてもらうと書類を提出してから5日くらいで結果が出ました。他の金融機関は早いところで翌日、遅くても3日後には結果が出ていたので、少し遅い気がしました。ただ、仮審査の結果が5日後でも何のデメリットもなかったので気にする必要はないと思いました。
いざ、本契約となるとすべて郵送でのやり取りになり、多少の手間がかかりました。また、デメリットとして、銀行のように家の近くに窓口がなかったり直接会って相談をするということができない点があげられます。
今後、何か困った時や相談したい場合は電話でのやりとりが多いのかなと思うと不安に思う事がありますが、今のところ契約時の手続きもスムーズに行い、問題はないので満足しています。
●●住宅金融支援機構のフラット35の長期固定金利で借りています。金利は優遇を受けているので、今は低い金利で返済しています。5年ごとに金利が上がる予定です。
他の金融機関の状況はわかりませんが、フラット35は新規契約の際には審査にとても時間がかかりました。実際審査が通り、現在はこちらで返済を行っていますが、当初繰り上げ返済が100万円単位でしかできないという条件でした。しかし、最近は繰り上げ返済の条件が変更され、10万円単位からの繰り上げ返済が可能になりました。
様々な金融機関に新規契約の前に話を聞きに行きましたが、フラット35が一番優遇されていたような気がします。新規契約の際には、審査に通すにあたり、建造物の条件が厳しかったように思えます。ハウスメーカーの建売住宅ですが、条件を満たしている建物であればそこら辺は問題ないかと思います。
そして、こちらは繰り上げ返済時の、繰り上げ返済手数料が無料です。他の金融機関では返済の金額に応じてや、返済ごとに手数料がかかる場合があるようで、そこらへんに関してもフラット35は少々良心的に感じます。全体的にはフラット35に借り入れをして良かったと思っています。
●●新築のタワーマンションを購入するにあたり、住宅ローンを組むことになりました。うちは夫婦二人で会社を経営しているので、住宅ローンを組むのに少し労力が要りました。
はじめは変動金利で銀行で組もうと思っていて、入居までまだ1年ほどある時期に審査を幾つか試してもらったのですが、どこからもいい返事をいただくことができませんでした。
引っかかってしまったポイントは決算書の欠損金の部分でした。収入自体はしっかりあるので心配はしていなかったのですが、まさか、こんなに決算書がローンに響いてくるとは思ってもいませんでした。
そこで、フラット35の審査をお願いしたところ、想定していた頭金では厳しいと言われたので、かなりの増額により、審査を進めました。結局、入居ギリギリになる次の決算の結果によって最終判断という保留状態で一旦結果が出ました。とは言っても、ここのみ審査を前に進める事ができたので、すがるような思いでした。
そして、いよいよ住宅ローンを契約をするタイミングになり、最終の決算書を持って審査に臨みました。本当に入居ギリギリのタイミングだったので、これでダメだったらどうしようという不安で一杯でした。頭金はなんとか貯めることができていたので、あとは審査のみです。
結局、無事フラット35で借りる事ができました。ちょうどその時、金利が最低の頃だったので、結果的にはとても満足のいくローンを組む事ができました。
●●昨年、新築を建てることになり、住宅ローンを組むことになりました。某ハウスメーカーと話をし、新築するにあたってのざっくりした金額が出ましたが、地方銀行では満額でのローンは厳しいという判断になりました。
フラット35なら行けるんじゃないかとハウスメーカーの担当に言われ、フラット35の担当と打ち合わせすることになりました。ちなみに年収450万、借入額3400万です。貯金は100万でした。
この頃は増税だの最低金利だの、買うなら今の時期が一番と思ってしまうほどの盛り上がりでした。フラット35の担当も、何件も話があるようで忙しくしていました。
フラット35は実際に支払いが発生した時に金利が決まるそうです。なので支払いが始まるまでは毎月フラットのサイトで金利を調べていました。ちなみにこの時期だと1.5%の借り入れと言われていました。去年の10月の話です。
そこから毎月じわじわ金利が下がって行き、このまま行けばかなりの低金利で借り入れができるとこまで来ていました。本来なら地方銀行で変動金利で借りれれば1~1.2%くらいで借り入れできたと思います。
しかし、12月になり、日本政府がさらなる金利優遇処置を取り、フラット35で借り入れ場合は最大で0.5%(10年間)は優遇されることになり、実際に支払いが発生した今年の2月はなんと0.9%での借り入れになりました。
金利だけで何百万と浮かせることができました。フラット35で借り入れできて本当に良かったと思います。
●●夢のマイホームの購入にあたり、住宅ローンはとても悩みました。変動金利だと今の支払いを安くすることができますが、将来いくら払うことになるのかわからないし、フラット35だと35年間金額が変わらないけれど、今払う金額が増えると言ったようなメリットとデメリットが双方にありました。
いろいろ悩んだ結果、我が家の今後のライフスタイルを考えて、フラット35にしました。フラット35の中でも、購入する物件がいくつかの条件をクリアしているとより金利が優遇されるフラット35Sというものがあり、我が家が購入した物件のこのフラット35に適応するものでした。
さらに、稀に見る低金利のタイミングだったので、変動金利と比べてフラット35の方が月々の支払いが500円高いだけだったのです。私のイメージとして約1万くらいの差が出るのかなと思っていたので、見積もりをとった時にこれだけの差だったことからとても驚きました。
住宅ローンアドバイザーの方にも話を伺うと、フラット35でこの低金利はかなりお得と言われたこともありますし、将来の支払額がわからないのはすごく不安だったので、フラット35に決めました。
審査は2~3日程で結果が出ました。それから本契約ということで書類を記入して、郵送しました。基本的にメガバンクのような窓口はなく、手続きに関してはすべて郵送でのやり取りになりました。
ただ、とてもわかりやすく内容が記載されているので、特に不備などもなくスムーズに進みました。今後、窓口がないのがどう響くがわかりませんが、ローンを組んで半年経った今は何も不便はないです。
●●旭化成ヘーベルハウスで注文住宅を建てることになり、住宅支援機構のフラット35の申し込みをしました。主人の年収は約600万円で、借り入れは3300万円でした。
審査は特に問題なく進むことができました。しかし、今までクレジットカードの借り入れがあったため、その借り入れはすべて完済してほしいと言われ、急いでクレジットカードの完済をして、審査が終わるまでは借り入れをすることができませんでした。
主人は勤務年数も長く、会社もしっかりしているため、すんなりと進んだことについては安心しています。正直、一気に3300万円という借金を抱えてしまうと考えると不安もありましたが、ファイナンシャルプランナーの方々と相談して、これからも無事に生活をしていけそうで安心しています。
金利については固定金利型を選択しました。変動金利型も検討しましたが、これからの世の中、どのように変わっていくのかが分からないので、一番金利が低い今の時期を狙い、固定金利型にしました。義兄は変動金利型を選んだようですが、どちらもメリットデメリットがあると、勉強をして知りました。
●●昨年の春、新築タワーマンション購入の際に住宅ローンを組みました。うちは夫婦二人暮らしで、会社を二人で経営しています。会社と言っても二人ですので規模もかなり小さいのですが、借入もなく、給与もそれなりにありますので、安定した経営状況だと思っています。
新築でしたので、マンション契約から入居できるまで2年かかりました。住宅ローンに関してはどこの銀行がいいという希望も特になく、また金利に関する最新の知識なども持ち合わせていませんでした。なので、マンション担当者と相談しながら、銀行に審査依頼をすることにしました。
まずは提携している大手銀行から審査をしていったのですが、審査依頼をした3~4行からすべてNGの連絡がありました。理由は提出した決算書の内容でした。
それまでマンションを購入する予定もなく、会社として銀行から借入することもなかったので、決算書の内容を特に気にしたことがありませんでした。ですので、余計にNGが出てしまったことにショックを受けてしまいました。
次にフラット35に審査依頼したところ、頭金をもう少し増やすことと、入居直前となる次期の決算書の内容によって検討するという返事でした。もう後がなかったので、入居までは時間があったので頭金を増やすことにして、フラット35で行こうと決めました。
入居ギリギリまで住宅ローンを確定することができず不安な日々を過ごしましたが、結果無事フラット35で契約することができました。ちょうど金利がかなり低かったタイミングだったのでよかったと思っています。
●●夫が現場職人のため、なかなか銀行ではローンが組めず、組めてもとても家が買える金額は借りられませんでした。そこでフラット35というものを知り、夫婦合算で35年ローンが組めるとのことで、4年前にローンを組みました。
35年間利子は一律の金額で、市場の金利などは関係なく、上がることも下がることもないというローン契約です。借りる際は3回に分けて振り込まれました。1回目は土地を購入する時、2回目は家の基礎ができた時、3回目は完成して引き渡す時。
それぞれ借りる際には、同じ会社で勤務しているという証明が必要でした。その都度、会社に書類を書いてもらったり、印鑑証明を取りに行ったりと面倒なこともありました。また、3回に分けられることで手数料がかかります。
現在かなり金利が下がり、見直しをしようと考えております。定期的にハガキや書類が送られてきて、現在の金利や見直しをしたら、こういう風になりますというシミュレーションがあり、参考になります。
見直すには手数料もかかるので、タイミングの見極めも大切だと感じ、ハウジングセンターで定期的に行っているローン相談に行き、さらに詳しく話を聞いたりと、一度ローンを組んだらそのまま放置ではなく、借りている間はずっと見直していった方がいいということに気づきました。
自分自身の財産で無駄にはしたくないので、その都度見直していくことが大切だと感じます。
●●新居購入のため、フラット35を利用しました。住宅ローン自体が初めてで、知らないことだらけで戸惑いも多かったです。
まず、短期借入にするのか、フラット35のような長期にするのかで、相当迷いました。金利も底だと言われながら毎月さらに下がっているような状況でしたので、フラット35を選択。
ただ、確定日(月)の金利となるため、その月が来ないと金利が確定しないというのが本当に恐ろしかったです。その月だけぽーんと金利があがったら、35年その金利で支払い続けるわけです。幸い、順当に下がった金利で契約することができて、ほっとしました。
また、付帯する費用についても、そこそこ高く、支払計画を何度も変更しました。夫婦どちらかが働けなくなった時のための保険などです。結果的に、フラット35の保険は使用せず、民間の収入保障対応の保険を複数組み合わせて対応し、費用を下げました。
そして火災保険。一括で支払ってしまうか、5年10年毎に支払うか。どの程度の災害までカバーするのか。最終的にはすべて一括支払いで、相当な高台に家を建てましたので、水害関係は除外して契約しました。
いまだに、これらの決断が正しかったのかどうかは定かではありませんし、正直「ああしておけばよかった」「もっと調べておけばよかった」ということもあります。
人生で一回だけの多額ローンですので、どうしても経験を積むことができません。今思うのは、ファイナンシャルプランナーさんとかをもっと頼ってもよかったかな、ということです。やはり経験を積んだプロに頼るのが一番かと思います。
●●最近、住宅ローンの契約をしました。銀行のローンも色々と検討しましたが、今回、我が家が選んだのはフラット35Sです。
今は金利がとても低い時なので、金利だけで考えると、銀行の変動金利がとても魅力的でしたが、先々の事を考えると、何年か先に変動金利で一気に金利が上がるかもしれないという不安をかかえるよりも、最初は金利が高めでも35年間変わらず払い続けていけるという安定が、我が家の求めるところでした。
そして、固定金利のがいいという結果になり、工務店さんに教えていただいた、優良住宅向けのフラット35Sに決定しました。
優良住宅の条件を満たした住宅向けのローンで、最初の5年間が固定金利の-0.3%の金利での支払いになる、ありがたいローンです。さらに優良住宅の申請をすると10年間が-0.3%になります。
我が家は、申請にお金がかかるということで、5年間の方にしましたが、それでもかなり家計にはありがたいです。銀行の金利などを調べましたが、固定金利の中でもフラット35Sの金利は低かったです。そこからさらに-0.3%はとても大きいですよね。
我が家は6月からローンの支払いが開始します。その時に金利が低い事を願っています。そして、最初の5年間に頑張って繰り上げ返済をしていきたいと思います。
●●家を新築するにあたり、住宅ローンを組みました。どこでローンを組もうか迷いましたが、低金利だったのでフラット35にしました。でも、低金利とは言っても、毎月金利が変動するため、私たちの家のローンが始まる時の金利が高いのか低いのかはその時まで分からず、それが賭けのようで不安でした。
また、借りる時の条件として、勤続年数3年以上を求められたほか、他にローンがあると借りられませんでした。当時私たちは車のローンがまだ残っていたので、親からお金を借りて全額返済して、ようやく住宅ローンを組めるようになりました。
固定金利住宅ローンですが、10年間で変動していきます。10年後には金利が上がってしまうので、ずっと金利が変わらなければいいのになと思います。
▲▲今の家を建てる時に当時の住宅金融公庫(今の住宅金融支援機構)で相談をし、そちらで住宅ローンの契約をしました。口座は三菱UFJ銀行から引き落としをしています。金利は当時の基準でかなり安かったと思いますが、三菱UFJ銀行の営業の人が借り換えや繰越返済をよく勧めに家に来たことがあります。
営業担当者の話を聞いていると得したような気分になりますが、知り合いの税理士の人に相談すると必ずしも得にならないことが多かった気がします。接客に関しては下手に出てくるような感じの話し方で、営業が上手な感じの人でした。
お金に関して疎い所もあるので銀行の人の話に何回も乗ってしまいそうになりましたが、結局借り換えも繰越もせず今に至っています。
ローンを組んだ時にローン返済の形をどうしようか迷った挙句、月々の返済約7万円、10年後から約10万円の返済、加えてボーナス払いが年2回で各10万円ずつというプランにしたのですが、今の不景気の中で会社のボーナスがここ2年ほど5万円程度しか出ていません。
結構やり繰りが大変だなぁと思い、ローン返済プランをもっとちゃんと考えて決めれば良かったと今もちょっと後悔しています。
▲▲7年前に一軒家を購入しました。住宅購入の契約は、ハウスメーカーの担当者と直接結んだのですが、契約時、その担当者に勧められた住宅ローンがフラット35でした。住宅購入は初めて、ローンの契約も初めてで、何もかも分からなかった私。
以前から住宅を購入しようと思って、いろいろと調べていたわけでなく、友人に勧められ、突発的に住宅を購入しようと思ったので、住宅ローンについての知識もまったく無し。ハウスメーカーの勧めるままフラット35に決めました。
フラット35の利点は、低金利で長期固定金利のローンを組めるところだと思います。逆に不満な点は、団体信用生命保険を自分で払わなければいけない点です。年に一度の団信保険料が、地味に重くのしかかってきます。
のちのちになって、ネット銀行などの住宅ローンを調べてみました。フラット35と金利はあまり変わらないのに、団信の保険料を金融機関が持ってくれるところがあるのを知り、借り換えを検討しています。住宅ローン契約時には、いろいろな金融機関の条件を比べてみるのが大切だと思います。
▲▲フラット35は、35年間変動なしの返済により計画的な資金繰りができることを謳い文句に人気が出ていますが、本当に実社会にあったものではありません。これは、ほとんどの人が返済するときに、ある程度の資金が貯まれば元金を返すので、フラット35を利用すれば逆に金利の面でメリットを受けることはできないからです。
某有名住宅メーカー数社にローンの相談を行ったところ、フラット35を利用する人はほとんどいないし、お勧めもしないとの回答でした。
また、豆知識ですが、審査時に不必要なクレジットカードを持ちすぎるとそれだけで見込み年収額が減額されてしまいます。さらに、審査に落ちすぎると、要注意人物として金融機関に登録されるため、むやみやたらに審査をしないことをお勧めします。
審査をするときの借入希望額はおよそ年収の7倍程度が無難で、有名住宅メーカーが仲介するとそれだけで審査に通りやすくなります。
借り換えの口コミ
●●事務系の仕事をしている43歳サラリーマンです。2年前に住宅ローンの借り換えを実行しました。家を購入した当初も空前の低金利と言われていましたが、10年ものの国債がマイナス金利に入り、さらに金利が低くなったので決めました。
元の住宅ローンは、フラット35の全期間固定の住宅ローンでしたが、同じフラット35の全期間固定の住宅を選択することにしました。
変動金利の方が断然金利は低く、一見魅力があるのですが、ローンの残期間がまだ20年以上あることから、もし今後金利があがった場合のリスクを考えて、固定金利を選択することにしました。
借り換えにあたっての事前審査は、書類を取り寄せ、金融機関に送り返し、二週間ぐらいで結果も返ってくるので、大変スムーズで楽でした。
ただし、一つ厄介だったのは、本契約は金融機関まで出向く必要があったことです。フラット35の長期優良住宅の店舗は、関東では新宿しかなく、新宿まで出向くのが大変でした。
正確にいうと、私の場合、土地は父の土地を借りているため、年老いた父を新宿まで一時間以上かけて同席してもらうのが大変でした。本契約の手続き自体も大変スムーズだったので、店舗がもう少し近くにあると便利だと思いました。
●●埼玉りそな銀行独自の住宅ローンを3年程支払って来ましたが、この度フラット35へ借り換え致しました。
フラット35への借り換えは、銀行ローンに比べて審査が緩いと聞いていました。今まで3年間、返済について延滞はありませんし、返済負担率という基準も満たしていたことから、審査は割りとスムーズに通りました。
埼玉りそな銀行にてフラット35に借り換えを行いましたが、最初は銀行ローンを勧められました。理由としては、今フラット35に借り換えするより、銀行ローンの方が金利が低いということと、銀行ローンも手数料は無料ということでした。
以前であれば、フラット35は全期間固定金利ということと、手数料無料等を謳ってきたと思いますが、今は銀行もフラット35と同じようなメリットはあるとのことでした。
しかし、最終的にフラット35に借り換えようと決めた理由としては、全期間固定金利ということが一番でした。銀行ローンの方が金利が低いとはいっても、変動金利であるため将来どうなるか不安があったからです。
残りの返済期間、市場の金利が上がったとしても、フラット35の金利は上がることはありませんので、そこが大きかったと思います。フラット35に借り換えてよかったと思っています。
●●金利の変動がなく、固定であるというところに惹かれて、フラット35に借り換えようと、一年ほど前にお話を聞きに行きました。私が行った事務所では担当者の方以外に人が居らず、とても忙しそうにされていました。
私たちとの話と平行して電話番もしなければならないようで、少し戸惑いはありましたが、手を抜かれているとは感じず、しっかりとした説明をしてくださったので、特に問題はありませんでした。
説明を聞き、質問などを繰返したのち、フラット35に乗り換えることにしたのですが、そんなに急に決めてもいいものかどうか不安はありました。その事も担当者の方に正直に打ち明けました。
乗り換えた際の利点はもちろん、損な部分もちゃんと教えてくれたので、嘘は言っていないと確信できました。また、どういうところが不安なのかという、言葉ではまとめられなかったことに対し、わかりやすく「こう言うことを言いたいのですか?」と例えに出してくれ、私のわからない疑問を明確にしながら親身になっていただけました。
また、手続きなどの難しい部分などはメモを書いてくれたり、家に帰ってわからなくなったことにも電話でしっかり対応してくれました。こういう商談では、もしかしたら住宅ローン以外の営業を掛けられたりするんじゃないかと構えていましたが、何も営業をされたりとかはなかったので安心しました。