日本モーゲージサービスが提供している住宅ローンのご紹介です。同社では長期固定金利のフラット30とフラット35Sとフラット50を扱っています。変動金利の独自の住宅ローンの扱いはありませんが、日本全国にアライアンスパートナーを抱えていて、北海道から沖縄まで全国各地でサービスを提供しています。

金利・保証料・繰上返済手数料など

借入上限額 8,000万円
固定金利期間 50年
最新の金利 公式サイト(新しいページで開きます)
保証料 ○(無料)
繰上返済額 10万円~
繰上返済手数料 ○(無料)
団体信用生命保険料 ○(無料)
事務手数料 ×(有料)
住宅ローンラインナップ フラット35
・フラット35S
・フラット50

借り換えの口コミ

●●私はフラット35を利用して住宅を新築し、その際に住宅ローンを組む上で利用したのは銀行ではなく、住宅ローンを専用に取り扱う「日本モーゲージサービス株式会社」という金融機関でした。それから何年か経ち、フラット35の金利も私が借りた頃に比べればかなり下がっていることは報道で知っていました。

そのようなある日、日本モーゲージから借り換えの打診を受けました。借り換えには司法書士への手数料が十数万円必要なのですが、そお支払いも借り換えたローンに含むことにより、その時の持ち出しが不要なプランもありました。

計算によると借り換えにより総額で200万円近くも返済額が少なくなります。そこで疑い深い私は単刀直入に、担当の方になぜ自分の会社の収益がへるようなプランを提案するのか、と尋ねてみました。すると、一般の銀行は住宅ローンの利息が収入になるが、モーゲージはそれ自体は収益ではないので収入が減ることにはならない。

モーゲージ会社の主な収入は住宅ローンを始めるときや借り換える際の手数料なので、金利が下がったら借り換えしやすい環境になり、借り主にとっても返済額が減るし、我々の会社も借り換えを薦めやすくなるというビジネスチャンスだ、ということでした。

●●「モーゲージ」とは、まだ日本では馴染みが薄いかもしれませんが、住宅ローン専用の金融機関だと考えていただければいいかと思います。ここを通じ、住宅を新築する際の資金を「フラット35」で借りました。その当時は3%台の金利で、少し高い時期にかりてしまったな、という気持ちはありました。

それから4年ほどして、日本モーゲージから借り換えの案内がありました。借り換え手数料がかかることを考えても、総額で返済額が150万円以上減るという内容でした。私は担当者に尋ねてみました。返済総額が減るということは、ローン会社の収入も減るということなのに、わざわざ案内をくれるのはどういうカラクリなのかと。

日本モーゲージの回答は明快でした。銀行などは返済利息が収入になるが、モーゲージ会社は住宅金融支援機構との仲介をしているに過ぎないので、金利の変動は収入に左右されず、主な収入は借り入れや借り換え時の手数料なのでこのようにご案内している、ということでした。

金利が下がっても銀行は借り換えの案内が積極的ではない理由がわかりました。しかし、借り換え手数料は十数万円かかり、手持ちがなかったのですが、そこはローン会社も心得たもので、手数料を組み込んだ返済コースを用意していました。司法書士も会社で紹介してくれてお膳立てしてくれたので比較的スムースに手続きは進みました。

●●家を新築する際に「フラット35」の制度を利用して融資を受け、その時利用したのは「日本モーゲージ株式会社」でした。当時は利率が3%台でしたが、政策金利の引き下げによって「フラット35」の金利も1%台になったある日に、日本モーゲージから借り換えの案内が来ました。

日本モーゲージとの間では借り換え手数料は無料という契約なのですが、それとは別に抵当権に関する手続きで、行政書士に支払う手数料などが10数万かかるとのことでした。

その金額を支払うことが難しい旨を伝えると、その手数料込みでの借り換えのプランを提示されました。それでも借り換え前よりは返済総額で150万円ほど返済額が少なくなりました。

返済総額が少なくなったら会社の収入が減るのではないか、そのような内容の案内をなぜくれるのかと、率直な疑問を係の人に聞いてみました。すると、その内訳について教えてくれました。

「モーゲージ会社は銀行とは違い、利息は収入としておらず、主な収入減は新規借入や借り換えの手数料です」というのです。だから、今回のように返済額が減るような借り換えであっても、日本モーゲージの減収にはならないというのでした。

日本モーゲージ自体への手数料はないものの、契約している行政書士との間での何らかのやりとりがあるのだと思います。ともあれ、返済総額が減って月々の支払も少し楽になったので、私としてはありがたい取引でした。